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【第15回】ケンブリッジ大学へ進学も…留学先としての「アジア」の実力は?(前編)


こんにちは。海外生活カウンセラーの北原です。
近年、留学先として人気傾向にあるアジア圏。その特徴や魅力についてお伝えしていきます。

 

 

アジア圏のインターナショナルスクールが増えた背景
英語圏への留学だけでなく、最近はアジア圏への留学も人気が出始めています。
アジア圏の留学先として挙げられる代表的な国は、シンガポール、マレーシア、フィリピンです。このうちシンガポール、マレーシアが留学圏として注目され始めた背景には、いわゆる企業の「駐在員」の増加によってアジア圏のインターナショナルスクールが注目されるようになったこと、新しいインターナショナルスクールが増えたことで、そうした学校が積極的に学生をリクルートしていることなどが挙げられます。

 

そのため、実際インターナショナルスクールにいる日本人学生は、まだまだ駐在員の扶養者として通学している学生が多いのが現状です。ただ、エージェントなどを使って自己手配して来ている学生の数は、ここ数年で増えています。

さらに、日本だけでなくインドや他のアジア諸国からの留学生の数も増加傾向にあります。駐在員の扶養者として渡航する場合、両親のいずれかに就労ビザが発行されているケースがほとんどで、ビザ申請から住居探しまで「会社」が手配してくれるのが一般的なようです。自己手配となると、ビザ、学校、住居など、手続きが複雑かつ多岐にわたってしまうため、エージェントを使用されることが多いです。

 

 

多様性ある環境、高い教育水準を誇る「シンガポール」
シンガポールも駐在員、または起業や投資によるビザの取得で滞在している家族が多いです。親の事情でシンガポールに来る学生が多いため、インターナショナルスクールには、もともと英語圏であるヨーロッパや北米系の国籍が見られます。これは歴史が長く、名門校と呼ばれる学校に比較的多くみられる傾向です。

 

シンガポールが人気の理由は、世界的に見ても優秀な学校が多いこと、そして中国語の環境が適度にあること、また多様性がある文化圏でありながら、先進的で都会生活が手に入ることが挙げられます。

 

シンガポールにあるCanadian International School(CIS)では、IB(国際バカロレア)を採用しています(※IB:関連記事『ラグビーでも注目集まる「ニュージーランド」…留学するなら?』参照)。
高校までをCISで過ごした学生は、アメリカ、イギリスなどの大学へ進学するケースも多いようで、卒業生の中にはIB(国際バカロレア)のテストスコアで満点をとって、ケンブリッジ大学へ進学を決めた学生や、奨学金を獲得する学生も多く、年々、獲得する奨学金の金額は増えています。(昨年度で約5,200万円)※1SGD=80円計算 参考:https://www.cis.edu.sg/about/academic-results

 

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英国の名門ケンブリッジ大学の境内

 

【学校情報】

Canadian International School Singapore
https://www.cis.edu.sg


初等教育からIB(国際バカロレア)のカリキュラムを持つ数少ない学校の一つ。二つのキャンパスを持ち、Nursery(2歳)から入学可能。年々学生の数は増えており、現在3,400名程度。うち日本人は7%程度。全体の半数をアジア系が占めているが、その割合は、北アジア、東南アジア、南アジア、中東など多様な国籍から構成されている。中国語またはフランス語のバイリンガルディプロマ※1にも対応。
※1 バイリンガル・ディプロマ(Bilingual Diploma)とは、国際バカロレア(IB)に基づいた大学入学準備コースのディプロマ・プログラムで、必須科目群となっている「第一言語(Language A)」を2科目終了するともらえる資格。第一言語は母国語、または母国語並みに駆使できる言語を指す。自国のアイデンティティを保持しながら、世界的な共通語も使いこなせるという証で、国際的評価が大変高い。

 

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学費の例

 

次回は、マレーシア・フィリピンについてお伝えしていきます!

 

 

 

 

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