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親子の海外移住・海外留学、ビザ却下や入国拒否について


こんにちは、親子留学担当の北原です。

 

私たちアエルワールドはお取り扱いが13カ国以上のため、居住用の不動産の賃貸・購入、ビザ手続き、教育機関、保護者の赴任および勤務先など、各国の関係する機関や専門家と一緒にチームを組んで、お客様の渡航を実現させるお手伝いをしております。そうすると、私たちがお手伝いしていないケースや他のお客様の情報が、現地のパートナーから自然と耳に入ってくることも大変多いです。

 

最近聞いてショッキングだったのは、カナダに渡航される母子(お母様とお子様)の留学のケースです。そうしたご家族が「入国拒否」に遭遇しているケースが、思った以上に多発していることに驚きでした。本当に残念です。

 

 

実際にあった、お母様の留学でカナダに入国予定だった親子の入国拒否のケースですが。お話を聞いていると、なるほどでした。お母様の学校手続きのみで、お子様の学校手続きはせずに渡航なさっていたようです。つまり、お子様のビザを事前申請していらっしゃいませんでした。

 

実はカナダへの入国ですが、国境申請と呼ばれる「到着時に書類を提出して、入国の際にビザの審査を受けて、その場で発給を待つ」というやり方と、「オンラインで事前申請して先に承認をもらい、入国の際にはビザの発給のみ受ける」というやり方があります。国境申請の場合、事前審査がないために「NG」が出ると、本当にそのまま帰国する必要があります。そのため、特別な事情がない限りはオンライン申請が一般的です。

 

今回のカナダに母子で渡航されたケースですが、お母様は学生ビザを事前に申請されていましたが、お子様の学校手続きを行わずにビザも申請されていなかったことが原因と思われます。実際、お子様を連れてのカナダ親子留学は、「子どもの公立の学費が無料になる」という理由で人気が高いです。ただし、ビザの手続きの観点から見ると難易度は高めです。なぜなら、下記のようなことを見られるからです。

 

・父親の同意を得ているのか(離婚していても必要です)

・十分な経済状況にあるのか

・渡航してきた目的が妥当であり、帰国するのかどうか

・義務教育が必要な年齢の子どもを連れている場合、教育を受けさせる予定があるのか(要は「学校手続きしていますか?」)

 

上記に「該当していない」と思った方、ご安心くださいね。そこを私たちがお手伝いしています。また、カナダの場合、お子様は公立校に通われることが多いのですが、お子様の学校手続きは「住所ありき」になります。つまり住居を決めるのが先ということですね。ところが、住居を決める際には「ビザ」を求められたり、「銀行口座」が必要であったりと、「あれ・・・?これって、成り立つの?」と、課題がどんどん増えていきます。となると、準備が大変そうなのがイメージいただけるかと思います。でも、実際にそうしたことは事前に準備すれば、クリアして渡航できます。現在も、バンクーバーとトロントでご準備中のご家族がいらっしゃいます。

 

中には、私たちがお薦めしていない方法でうまくいきましたという方もお見かけいたします。カナダは特に入国時にビザが発給されますので、「担当官次第」という点もあるのが事実です。ただし、これは「たまたまうまくいった」という「運が良かったケース」に該当します。一度入国を拒否された場合、移民局の履歴には「却下」と残りますし、再チャレンジする際にもまずは「疑われる」ことからスタートします。こうした行為は不利を獲得するようなものですのでお薦めいたしません。(アメリカでは、観光にも行くことが出来ないため、移民弁護士に依頼して拒否された経緯を説明して再申請することもあります。)

 

そして「運」と言えば、外部の移住関係のイベントでお話させていただく際に、大きなステージ上で講演されているような方が「ビザは運です!」なんておっしゃっている姿を見たりします。内心「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーー(゚Д゚)!」という叫びがでます。

 

 

lottery luck

 

 

ビザのお手伝いをしている私たちとしては、「ビザは準備すれば承認や発給の確率は上げることができます」という立場です。もちろん、どんな申請でも通るわけではないので、そこを私たちがお手伝いするわけですが・・・。私たちの認知度がまだまだ足りないのだなと、まだ見ぬお困りのお客様に出会えていないだけだなと、社内で「頑張ろう!」と思った瞬間でした。

 

そして、このブログを書いている今日も、「学校も決めて、家も買いました。行くだけですが、ビザが・・・」というご相談を受けている最中だったりします。

 

こうしたケースは状況をよくよくお伺いすると、ビザを取得する方法はありますし渡航はできますが、時々、想定していらっしゃった生活を諦めていただくこともございます。(例えば、働くつもりだったけれど働けないとかですね。)最初からご相談いただくと、選択しようとしていらっしゃることがうまくいくのか、いかないのかが事前にわかります。ビザだけが原因で、すでに支払ったお金を無駄にしたり、購入した家が使えない、理想の暮らしを泣く泣く諦めるとなると本当に残念ですよね。最終的には、諸々の無駄な経費が発生して、最終的にはコストが高くなることもあります。

 

もし親子留学や家族移住をご検討されている方がいらっしゃいましたら、一度ご相談くださいね。お電話でのご相談は無料です。

 

※海外移住に関しては、こちらの調査データもぜひご参考ください!
外部サイト「英語学習ひろば」https://hitononayami.com/emigration-abroad-survey/

 

 

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