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【第16回】ケンブリッジ大学へ進学も…留学先としての「アジア」の実力は?(後編)


こんにちは。海外生活カウンセラーの北原です。
アジア圏への留学について。今回はマレーシアとフィリピンの事情をお伝えします!

 

 

学費は欧米等と同程度の水準の「マレーシア」
マレーシアへの留学希望者は以前より増えています。もともとシンガポール同様に企業の「駐在員」が増加したことでインターナショナルスクールが増えたのですが、他にも、保護者ビザの取得のしやすさや、MM2H取得による10年更新型ビザで長期滞在が可能になること、生活費や滞在費のコストが下げられることがメリットになって、留学先として人気が上がっているのです。
※ 10年間の長期の滞在が許可されるマレーシアの長期ビザ

 

マレーシアだけでなく、どの国の学校選びにもいえることですが、学校の設立年度や歴史、また進学実績などをしっかり確認した方が良いでしょう。名門校・人気校といわれるインターナショナルスクールは歴史があり、大学への進学実績などが豊富なケースがほとんどだからです。
もちろん、新設校が悪いというわけではありません。ただ、現在インターナショナルスクールが増えているため、新設校の学費の安さや校舎の見た目ばかりにとらわれると、選択を誤ってしまう可能性があることも事実です。
競争率の高い、いわゆる名門校といわれる所には、一定の水準をクリアした学生が集まります。学校が提供するカリキュラムや先生の質だけではなく、当然クラスや学生生活を構成する他の学生のレベルも高い、ということも魅力のひとつとしてあるのです。

 

英語力の向上や空席待ち状態も考慮し、ある程度準備期間をとって、ウェイティングリスト(順番待ち、キャンセル待ち名簿)で「待ってでも入りたい学校」に行く意味、価値はこうしたことにあります。マレーシアの年間の学費は40万円程度から300万円クラスまで、学校によってさまざまです。前述した人気校・名門校になれば、200万円以上になってきます。学費は欧米やシンガポールと同程度の水準を見積もっておく必要があるでしょう。

 

有名校・人気校は、高い競争率を勝ち抜いてきた生徒たちが集まる環境。

 

 

進学目的で「フィリピン」を選ぶ人は多くないが
フィリピンは少し特殊といえるかもしれません。日本では親子留学先としても少しずつ人気は出てきましたが、まだまだそのイメージは「安価に英語を学べる」という印象が大きいようです。

 

フィリピン以外のインターナショナルスクールの担当者からは、韓国の家族を中心に、一度フィリピンで英語力を上げてから、希望する学校や国へ留学する「二カ国留学」が多いという話も聞きます。

 

フィリピンの語学学校は、個別レッスンや少人数制のレッスンが充実しているのが特徴で、やはり安価な学費で集中的に英語に取り組むことができます。そのため、海外赴任前や留学前のドクター、そして駐在予定の方などが、3ヶ月程度の準備のために通学することもあります。シンガポールや欧米圏といった、高い英語力が入学の条件になっている学校に行く前に、英語力を高めるためフィリピンを検討するというのも、ひとつの選択肢です。

 

このように、進学目的だけでフィリピンを選ぶ方はあまり多くありません。一方で、ライフスタイルの変化を求めて移住する家族は昨今増えています。弊社でもお取り扱いをしている退職者ビザの一種であるSRRV(SPECIAL RESIDENT RETIREE VISA)は、2万ドル以上の預託金でフィリピンの永住権の申請が可能です。
そのため弊社の場合ですが、フィリピンに関しては親子留学より移住先としてのご相談が多いです。日本よりも圧倒的に安い物価のフィリピンで投資用コンドミニアムを購入。居住しながら、お子さまを現地のインターナショナルスクールに通学させるような家族が増えています。

 

 

 

アジア圏を中心に国の特徴をあげてきましたが、ご希望の国や関心がある国はありましたでしょうか。欧米圏での「英語習得」だけが目的ではなくなっているなど、留学もトレンドが変化しています。

 

 

 

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