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【第21回】引越し、入学手続き、住居…留学直前準備がバタつきがちなワケ(前半)


こんにちは。海外生活カウンセラーの北原です。
長期留学や移住の場合、現地での住居の決定や引っ越しの手配をどうするのか、気になる方も多いと思います。今回・次回と2回に分けて、具体的にお伝えしていきます。

 

私立校と公立校で若干異なる入学のルールとは?
親子留学の際にとても重要となるのが住む場所です。環境もさることながら、学校によっては、住むところが決まっているか否かでも、入学手続きが異なりますので、当然学校選びに大きく影響します。

 

私立校に通学する場合、住所はあまり気にする必要がありません。あらかじめ通学する学校を決めてからビザ申請を進めたい場合、私立校の方が確実です。ただし、公立の場合、ビザの種類、州の教育省や学区によってルールが異なるので、確認が必要です。ここでは、学校手続きに住所が必要な場合と、必要でない場合の2つの考え方を見てみます。

 

【学校手続きに住所が必要なケース】
以前、オーストラリアの地方の大学に留学されるお母さまと、そのご家族をお手伝いした際に、お子さまの公立校手配で実際にあったケースがそうでした。教育省や学区に入学手続きを行い、受け入れの許可証を発行してもらってビザ申請をしますが、通学する学校がこの時点では不明です。入国後に住居を決めて、住所を証明する書類(賃貸契約書やガス・水道などの支払い書など)を持って、もう一度学校の手続きに行きます。この場合、住所のある学区の学校に通うという考え方です。

 

【学校手続きに住所が不要】
ところが、同じオーストラリアの公立でも、住所がなくても先に学校が決定するケースがあります。例えばオーストラリアのブリスベンでは、親のビザが、就労ビザや学生ビザの場合、学校手続きの際に住所が必要ですが、親のビザが保護者ビザの場合、住所を決めずに入学手続きが可能です。カナダ・バンクーバーの公立校は住所が決定していなくても希望の学区に学校手続きが可能な上、学区外からの通学が可能です。

 

教育委員会または学区、ビザの種類によって、学校と住所の関係が異なることがありますので、事前に調べておくことが賢明です。

 

 

 

便利な「サービスアパートメント」という選択肢
入国前に賃貸の契約をするケースはゼロではないですが、あまり多くありません。理由は以下の通りです。

 

・オーナーは早く空室を埋めたいので、先々の入居予定まで長く待てない
・先々の入居予定で賃貸契約する場合も、契約した時点から賃料が発生することがほとんど
・内覧しないで決めると、トラブルが多い
・内覧するためには渡航が必要
・ビザが降りていない場合、オーナーが貸したがらない
・銀行口座の開設ができていない場合、契約が困難

 

上記を解消できた場合でも、支払い能力や身元の証明のために、英文の雇用証明、英文残高証明、自営業者や経営者の場合は、売上などが分かる確定申告書や会社概要、書類などを求められることがほとんどです。こうした手続きは手間がかかるため、人気物件の場合に現地の人を優先したがるという話もよく聞きます。

 

ほとんどの場合、親子留学では、入国後に住居を決めていきます。そのため、入国直後は、部屋探しと契約、引っ越しの期間のために、3~4週間程度をサービスアパートメントに入居される方が多いです。サービスアパートメントとはホテルとアパートの中間の機能をもった住居のことで、水道光熱費、リネン交換、クリーニング、ハウスキーピングなどが含まれており、フィットネスジム、スパ施設などの附帯施設も利用できる施設も多いです。

 

サービスアパートメントは、日本からの契約ができて家具がすでについているので、海外では日本の駐在者がよく利用しています。賃貸よりは割高ですが、週や月単位で賃貸ができるので便利です。中には、1年程度の留学でしたら、サービスアパートメントを1年契約される方もいらっしゃいます。

 

(次回に続く)

 

 

 

 

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