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【第6回】「マレーシア」親子留学の学校事情…先生の出身国によって変わる学費!?(前編)


こんにちは、海外生活カウンセラーの北原です。
今回のテーマは「マレーシアの親子留学」について。
学校選びによってその内容が大きく変わるのが、マレーシア留学の特徴です。

 

 

マレーシア留学はインターナショナルスクールが基本

マレーシアが留学先として人気を集めるようになったのは近年で、その背景には経済的な発展に伴う外国人居住者の増加により、インターナショナルスクールが増えたことが理由の1つとしてあります。

学校の選択肢や住環境を考えると、首都のクアラルンプールが人気ですが、弊社のお客さまの中には、シンガポールとの国境沿いのジョホール・バールや、のんびりした場所でゆっくりマイペースに子育てをしたいという理由でペナン島を選ばれた方もいらっしゃいます。

マレーシアをはじめ、シンガポール、タイ、フィリピンなどのアジア圏に留学する際、基本として抑えておきたいことは、アジア諸国はもともと英語教育を目的とした留学先ではなかったということです。
よく英語圏への留学情報と混同された状態でお問い合わせを頂戴するのですが、まず大前提として、マレーシアの母国語は英語ではなく、公用語として英語が普及している環境であることを頭に入れておきましょう。

英語を母国語とする欧米圏への留学の際には、公立校が選択肢に挙がりますが、マレーシアへの留学は、基本的に私立インターナショナルスクールになります。学校内は英語でも、学校の外に出れば英語以外のマレー語や中国語が飛びかいます。このような多国籍・多言語の環境は、グローバル感覚を養う上ではオススメです。

 

 

マレーシアのインターナショナルスクールは、学校によって学費の差や施設の充実度が大きく異なります。例えば年間の学費でいえば、40万円程度から300万円クラスまで、学校によってさまざまです。マレーシアでインターナショナルスクールが増え始めた時期から比較すると、学費が値上がりした学校が多くあります。この学費の差が大きく現れる点が「施設と人件費」です。
例えば、英国系のインターナショナルスクールでは英国の教育カリキュラムを採用しています。英国系インターナショナルスクールの先生たちは、「英国の教職課程を修了して免許を持っている」と思っていただくと分かりやすいのですが、その先生が英国人だと学費がさらに跳ね上がる傾向にあります。
マレーシア人、バングラデシュ人、インド人など英国出身以外の教師陣が「英国に留学して免許を取得」している学校の場合、英国人の先生が多く所属する学校よりも学費がお得になっているようです。

英語圏への留学と比較すると、マレーシア留学は学校選びによって、その内容に大きく差がつくケースが多いかもしれません。

マレーシアの場合、各インターナショナルスクールが採用している国のカリキュラムによって、学期やセメスターが異なります。入学を受け入れする時期も異なりますので、各学校のカリキュラムとスケジュールを事前に調べる必要があります。マレーシアのインターナショナルスクールの人気校は空きがなかったり、入学時点で英語力を求められることがありますので、視察を含めた十分な検討と手続きの期間をとることをお勧めします。

(次回へ続く)

 

 

 

 

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