最新留学情報

【第2回】下は0歳から…「家族長期留学」の最新事情(後編)


アエルワールド、海外生活カウンセラーの北原です。
親子留学の背景や実態についてお伝えする本記事。今回は「家族長期留学の最新情報」後編をお届けします。

 

 

滞在先での可能性を拡げる選択とは?

通常の留学斡旋会社は、基本的に帰国日を設定してからその間のプランニングを行います。
しかし弊社の場合、お客さまが帰国日を仮置きして延長したり、滞在する国を変える、といった選択を残される点で、他社とは違うようです。
代表的なケースは、「海外に生活の拠点を移したいけれど、合うか分からないから、とりあえず1年か2年だけ行きたい」というご相談です。その場合は、ゆくゆく就労や永住権に繋がるようなプランをご提案することになります。

 

例えば、とりあえずの2年をどう過ごすのか、カナダで考えてみます。
カナダは、親の留学として渡航すると子どもの公立費用が無料になるという制度があります(州による)。この制度をうまく利用して、母親(または父親)が英語を勉強したり、現在の仕事に繋がるようなコースを、カレッジや4年生大学で受講することができます。

 

1〜2年の過ごし方は、英語に自信がない方はまず語学学校になりますが、英語力がある場合は直接カレッジ等に入学できますので、カレッジ留学を入れると約4年から5年の滞在になります。さらに延ばしたい場合、Post Graduate Visaを使って、卒業後に就労することもできます。就労経験を積むと永住権申請が可能になることもあるのです。

 

こうして、ただお子さまについていくだけの親子留学ではなく、滞在先で親御さんご自身の可能性を拡げる選択をする留学のご相談が増えています。

 

 

 

ビザの諸問題を解決する「投資ビザや投資永住権」とは

最後に、可能性は拡げておきたいけれど、シンプルに簡単に行いたいという方に人気の「投資ビザ」に少し触れておきます。
例えば、海外留学のご経験があり、MBAなどの資格をお持ちの親御さんは、ビザの問題の実態をすでに理解されている方が多いです。
ただ一方で、お子さまが実際に問題に出会ってからビザの重要性を知るケースがほとんどです。

 

実際にあったお客さまのケースをご紹介します。

 

「ロンドンに子ども(24歳)が留学中です。現地で弁護士の資格を取ったのですが、就職が決まりません。どうにか滞在できるビザはありませんか。」
「アメリカに子ども(23歳)が留学していて就職活動をしています。学校を出て、自力でやると言っていますが、永住権がないという理由で就職させてもらえないようです。」

 

今の時代は、こんなお問い合わせが入ってきます。

 

こうした問題を先に予測して、機会を失わないように先回りして永住権を取得しているのが、中国、韓国、インドをはじめとした各国の富裕層です。中国に至っては、アメリカの投資永住権の獲得に15年も待つ状態です。子どもが3歳などのタイミングで、すでに20年先のために投資をしているのです。

 

またビザのルールは非常に変わりやすいために、複数を同時申請する方も増えています。居住のメインとなる国を決めて、2カ国目や3カ国目には、滞在日数が少なくてもビザの維持ができる国の投資ビザを合わせて持っていらっしゃいます。

 

世界の富裕層と同じように、日本でも、いつか住みたい憧れの国への移住から、教育や機会への投資戦略としての移住へと大きなトレンドの変化が見られています。

 

 

 

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