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オーストラリア親子留学:6歳息子とのブリスベン滞在記(vol.3 窮屈だった日本での子育て)


こんにちは!

6歳の息子を育てながら働く37歳、マイです^^


ブリスベン親子留学体験記。

今回は「留学を決めたもうひとつの大切な理由」についてお話します。

「早く現地のレポートを!!」という声が聞こえてきそうですが…^^;

すみません、もう少しだけ語らせてください!

現地でのエピソードも少しずつ交えながら進めますので、どうか気長にお付き合いいただけると嬉しいです^^


さっそくですが、現在日本で子どもと暮らしている保護者の皆さん。

日本での子育てを窮屈に感じたことはありませんか?
私はもう、それはそれは、たっくさんあります!!!


朝の通勤時間帯の電車に、子どもをベビーカーに乗せて乗車すれば、

「ジャマだ、迷惑だ」と騒ぎになる今の日本の社会。

なかには事情を察してフォローしてくれる方もいますが、

シャイでポーカーフェイスな日本の国民性がジャマをするのか、

ポジティブな意見ほど、現場で奮闘している当事者には、なかなか届かないものです。


私も、子どもがまだ分別のつかない赤ん坊だった頃は、

毎回ドキドキしながら交通機関を利用していました。

息子がぐずった時のために、お気に入りのオモチャや大量のお菓子など一式の武器をバッグに忍ばせて、いざ乗車!

だけどそんな完全装備も、いざという時には全く役に立たず…(涙)

どうしてもぐずって手に負えない時はスマホの動画配信アプリに頼るのですが、

それはそれで「ケータイに子守をさせて今の母親は…」という、年配の方からのご指摘が痛いものでした。


自宅のマンションにいる時ですら、

子どもが泣いたり走りまわったりする度に「近所迷惑だからやめて!」と叱る日々…。


一体、誰のために子育てしてるんだろう…。


もちろん、わが子が周囲の方に迷惑を掛けないよう気を配ることは、親として当然だと思います。

だけど社会から求められる「良い子・良い母」のハードルがあまりにも高すぎて…

いつしか私は「社会に応えるための子育て」をするようになっていました。


実はオーストラリア留学中も、息子がはしゃいで通行人のジャマをしてしまい、

私が謝り息子を注意することが何度かありました。

その度に、相手の方が、

「いやいや、本当に大丈夫!何でもないことなんだから、叱らないであげて!」

と、逆に私が諭されたのです。


子どもとはいえ、ひとりの人間。

大人の型にはめるのではなく、そのままを受け入れて尊重する。

そんな社会がそこにはありました。

なかなかシュートが決まらない息子に手を貸してくれた優しいオージー。
社会全体で子どもを守り、育てていく環境だった。


だけど私がそれを知るのは、まだ少し先のこと。


こうして日本での子育てに少し疲れていた私は、

「日本以外の国の子育て事情が知りたい!」

「子どもを取り巻く社会のかかわりを見てみたい!」

そんな想いが大きく膨らみ、親子留学がますます現実的なものとなっていきました。


次回は「エージェントとの出会い」についてお話しします!

 

 

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