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子どもの花粉症増加傾向:花粉症のない国へ行きたい!


花粉症をきっかけに海外移住を考える方々もいらっしゃるというお話です。

通年お悩みの方もいらっしゃいますが、春先がもっとも辛い方が多い時期。

そのころに「避粉(ひふん)海外ステイ」なさる場合、夏休み明けたらあっという間に年末になりまして、プラン検討に時間をかけられなくなってきますので、今のうちにご検討スタート、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

日本の子どもの花粉症の有病率は年々増加しており、特に小学生以上では深刻な状況になっています。最新の全国調査によると10代では約2人に1人がスギ花粉症というデータもあり、もはや「子どもの国民病」と言っても過言ではありません。

 

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が発表した「アレルギー性鼻炎ガイド2021」に掲載された全国調査の結果は、子どもの花粉症の現状を明確に示しています。

 

年齢層 1998年 2008年 2019年
0~4歳 1.7% 1.1% 3.8%
5~9歳 7.5% 13.7% 30.1%
10~19歳 19.7% 31.4% 49.5%

(出典:アレルギーポータル「アレルギー性鼻炎ガイド2021年度版」)

 

このデータから分かる通り過去約20年間で子どものスギ花粉症の割合は劇的に増加しました。

 

  • 小学生(5〜9歳): 約3人に1人がスギ花粉症に罹患しています。

  • 中高生(10〜19歳): 約半数(49.5%)がスギ花粉症であり、これは成人の有病率とほとんど変わりません。

花粉症デビューは低年齢化、平均は5.8歳

 

別の調査では、小学生の子どもを持つ親の約半数(47.4%)が自分の子が「花粉症と診断された」または「花粉症だと思う」と回答しており、発症年齢の平均は5.8歳という結果も出ています。

 

かつては「子どもには花粉症は少ない」というイメージがありましたが、現在では2〜3歳で発症することも珍しくなく、発症の低年齢化が顕著に進んでいます。

 

【海外移住という選択肢】

くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状だけでなく、倦怠感や集中力の低下など、
日常生活や仕事のパフォーマンスに深刻な支障をきたすほど重度の花粉症に悩む方にとって、海外移住は真剣な選択肢の一つとなっています。

 

なぜ海外移住を選ぶのか?

 

一番の理由は、日本の花粉症の主原因であるスギ・ヒノキが自生していない国へ移り住むことで、辛い症状から根本的に解放されるためです。数ヶ月間にわたって薬が手放せず、QOL(生活の質)が著しく低下する状況から抜け出すために、海外移住を考える方々もいます。

 

【移住先として人気の国・地域】

 

◎東南アジア(マレーシア、タイなど)
スギ・ヒノキがなく、気候も温暖。
日本からのアクセスも良く、比較的物価が安いことから人気のエリアです。

 

◎オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)
南半球にあるため季節が逆で、植生も大きく異なります。
ただし、その土地固有の植物(牧草やワトルなど)による別の花粉症を発症する可能性はあります。

 

◎北米(ハワイなど)
年間を通して温暖で過ごしやすく、スギ・ヒノキがないため、
花粉症の悩みから解放されることを期待して移住する方がいます。

 

【プチ移住という選択肢】

本格的な海外移住は、ビザ、仕事、言語、文化、家族の問題などクリアすべきハードルがあり、より現実的な選択肢として注目されているのが「プチ移住」や「避粉(ひふん)ステイ」です。

 

花粉の飛散がピークを迎える2月から4月頃の1〜3ヶ月間だけ、
花粉の少ない海外や国内の地域に短期滞在するというスタイルです。

 

【メリット】

 

□本格的な移住に比べて費用や手続きの負担が少ない。
□リモートワークや長期休暇を利用して実行しやすい。
□移住を検討するための「お試し期間」にすることもできる。

 

重度の花粉症の方にとって、海外移住はもはや特別な話ではなく、
QOLを向上させるための具体的な選択肢の一つとして考えられています。

 

年末のお仕事に向かって忙しさが増す前に、ご検討のきっかけになれば幸いです。


 

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